Become a Legend

ポケモンのシングルレート構築記事です。

スカーフレヒレについて

S12で使ってみての自論です。

上位層で注目されていたと言われてるスカーフレヒレですが、自分自身採用しててこのポケモンに思うことが多かったのでいくつか使用感や採用意図などを話していきたいと思います。

 

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カプ・レヒレ@こだわりスカーフ

控えめCS252 

145-×135-161-151-137

ムーンフォース なみのり れいとうビーム トリック

 

採用理由

敵のゲッコウガを上から一致抜群技で落としたいから。

特殊、両刀ボーマンダを上かられいとうビームで倒したいから。

 

ダメージ

実数値H197D130のボーマンダれいとうビームが乱数12.5%で落ち

無振りメガボーマンダムーンフォースで乱数50%

無振りアーゴヨンれいとうビームが確定耐え、ステロ込みで乱数

実数値H167メガゲンガーが波乗りを最高乱数切りで二発耐え

S135族と同速

 

ここまで読んでるみなさんはお分かりでしょうが、このポケモンは弱いです。

控えめ252で抜群とっても一撃で落としきる火力もない

スカーフ持たせても不安定な素早さしかない

立ち回りを想定しても半端な数値受けやタイプ受けで簡単に止まります。

再戦でスカーフがバレていようものなら何も機能しません。

そんなポケモンをなぜ採用したのか。

それは、ゲッコウガボーマンダというトップクラスのポケモンの型の多様化により、後手に回りたくないというピンポイントな理由から来ています。

それならテテフでよくね?となる人もいるかと思いますが、レヒレとテテフならどちらの方がマンダやゲコが突っ張って来やすいかは一目瞭然ですし、あまりギルガルドというポケモンを呼びたくないというものもあります。

カバルドンのあくびを場に出すだけで防げる点も採用の一つと言えるでしょう。

要するに強いから採用してるわけでなく、弱いポケモンを採用してでも倒したいポケモンがいるのです。

一応そんなポケモンでも強い点があるとするなら、トリックという技です。

カプ・レヒレというポケモンは瞑想水Zの型が多いため、数値受けのポリやカビゴンやラッキー、タイプ受けのモロバレルナットレイなんかが後出しされます。

そいつらにスカーフを押し付けることは立ち回り上そんなに難しいことじゃないのです。

スカーフを押し付け、カバルドン等で再展開やボーマンダカミツルギで起点にする等やれることが増えていきます。

そこがこのポケモンの少ない強みです。

 

スカーフレヒレに対し否定的な意見が多かったかもしれませんが、S12で採用した際の選出率は6割を超えて2位、2100チャレンジもこのポケモンの一貫を作って制しているので、かなり助けられています。

使ってからこいつ弱くね?なんでこんなんつかってたんだ?ってならないように、強いから採用したわけでないことを理解してもらえたら嬉しいです。