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ポケモンのシングルレート構築記事です。

ギロチンZツルギについて

S16で使っていたハサミギロチンZのカミツルギの採用に至った経緯と、強かった動きについて話していこうと思います。

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カミツルギ@ノーマルZ

ようき

116-44-4-×116-228

149-207-152-×66-173

リーフブレード ハサミギロチン はたきおとす 剣の舞

ダメージ指数

ハサミギロチンZで無振りボルトロスが確定落ち

ステルスロック込みでHふりヒートロトムが62%の乱数

197-151ボーマンダステルスロック込みA1↑ハサミギロチンZで62.5%で乱数1発

A↑2ハサミギロチンZで図太いモロバレルが68.7%の乱数

A↑1ハサミギロチンZでメガリザードンXが確定落ち

 

・ハサミギロチンのメリット

 

自分の構築はドヒドイデカミツルギを完璧に浮けれるポケモンが組んでる構築、ドヒドムドーやドヒドカグヤに非常に弱いです。

そこでドヒドカグヤにのみ絞って、ドヒド対面を複数回つくることでハサミギロチンをうち、テッカグヤを切るといった動きをしようと試みました。

ドヒドツルギ対面→テッカグヤバック/ハサミギロチン→ウインディバック→ドヒド出てきてまたツルギを出す振り出しに戻る

といった感じのことを想定してました。

裏のボーマンダまで考えたら、ギロチンがテッカグヤに当たるのは非常にまずいため、一度ハサミギロチンを見せた後にはたき落とすや剣の舞を選択すればドヒドカグヤ@1の別にカミツルギを受けられない他のポケモンが出てきたりするなどが起こり、ハサミギロチンを当てなくても警戒させることによってカミツルギが止まらなくなり、ドヒドカグヤを大きく崩すことが可能になります。

 

例)実際にあったドヒドカグヤ相手へのプレイング

初手

ボーマンダウインディ交代  フシギバナテッカグヤ交代

二手目

ウインディワイボ  カグヤ→ドヒド交代

三手目

カミツルギバック ドヒド熱湯

四手目

カミツルギ ハサミギロチン ドヒド→カグヤ交代

五手目

カミツルギウインディ交代 カグヤ火炎放射

六手目

ウインディワイボ  カグヤ→ドヒド交代

七手目

ウインディカミツルギ交代 ドヒドイデ熱湯

八手目

カミツルギ 剣の舞 ドヒドイデフシギバナ交代

九手目

カミツルギ ノーマルZ フシギバナ ダウン

十手目

カミツルギはたき落とす テッカグヤ火炎放射

この次のターンに降参されたが、剣の舞とビーストブーストによって上がった攻撃のはたき落とすにより、テッカグヤが7割削れ、マンダを受けられる体力ではないため、勝利した。

このようにギロチンを見せびらかすだけでもスカーフ読みや、裏のボーマンダのことを考え、テッカグヤを大事にしたい気持ちなどが邪魔をし、敵のミスリードを誘うことができます。

 

とはいえ最終日のハサミギロチンの命中率は3/5、通算だと5/14と命中率以上の結果となりましたので、自分の運が良かったからこその活躍もありました。

受け回し相手に雑にギロチンうつのではなく、丁寧に施工回数を稼ぎながら敵の心理を逆手にとって全抜きする、高度な動きも可能としたエースとして活躍してくれました。

多少の乱数に甘えることになりますが、不運にも耐えられた場合、カバルドンの砂、ギルガルドのかげうちで持っていく、怪しい場面ではZを撃たずに引くといった行動を心がければ、威力180でも充分全抜きできます。

 

ギガインパクトZではないデメリット

威力が単純に低いから乱数勝負になる場合がある

例)耐久振りメガリザXはブーストギロチンZだと役5割の乱数

Zをスカされた後にハサミギロチンを撃たなければいけなくなる

例)リザツルギ対面ミミッキュバック後、カミツルギリザードン対面

シンプルにギロチンが無限に当たらない場合は無償突破されるため、本格的に腐る危険性がある。

 

カミツルギというポケモンが、剣の舞をうってリーフブレードとはたき落とすを選択してたまに通りのいいZを撃つだけで充分な活躍を見せてくれていたため採用に決心がついた型だったので、このポケモンを第2のエースかつ受け崩し枠として一年くらい使い続けた甲斐がありました。

興味が湧いた方は使ってみてください。