Become a Legend

ポケモンのシングルレート構築記事です。

8世代ウインディの考察(3月中旬現時点)

現在解禁されているポケモンの中でも数値、技範囲、先制技所持の3つの特徴から高い対面性能をもっている今作現時点でのウインディ

選出と立ち回り、型と技構成によっての対応範囲なんかを一回おさらいしていきたいと思います。

 

物理アタッカー型の場合、フレアドライブ しんそく インファイト ワイルドボルト じゃれつくから選択

サザンガルドに強い意識を向けながら、ドラパルトミミッキュあたりにも対面から勝つことのできる突撃チョッキ持ちで防御面に厚くしたじゃれつく持ちのウインディ

これがシーズン3まででは最も安定した型だと判断していた

細かい調整はシーズン1の構築記事を参照

http://winday77.hatenablog.com/entry/2020/01/01/093738

シーズン3の終盤、そしてシーズン4では少しばかりこのタイプのウインディが辛くなった点がある

1つはわんぱくHBののろいカビゴンの増加

2つめはキョダイラプラスの解禁

3つめはトゲキッスやのろいカビゴン、キョダイラプラスに手を焼き、サザンガルドが徐々に減少

これらの要因から、チョッキ持ちウインディよりも刺さりのいい型はあるのではないかと判断した。

考えた型は

・弱点保険ASウインディ 

・鬼火バークアウトウインディ 

・両刀ウインディ 

の3つ

A.最初の弱点保険ウインディはみずタイプの前でダイマックスを切ってダイバーンで晴らしてその下で水技をうたせて大幅にHPを残そうということを想定した。

 

保険発動後、可能な限り上を取りたいことと意地っ張りでも最速ギャラよりギリギリはやいことの2つを考慮し、意地ASでの採用。

 

B.2つめの鬼火バークアウトウインディ 

敵の能力を下げ、裏の起点にする、もしくは弱点保険持ちにわざと火力の下がった抜群技を撃たせる、また増えつつあるアーマーガアに強気に出していくなどを想定した。

可能な限りHBとSにふっていたほうがいいが、火力が無さすぎると結局起点にされてしまうため、それなりにCも必用かもしれない。

ドリュウズが厄介と感じるパーティの場合は臆病HSでの採用も検討、それ以外はギャラドスかせいぜいホルード抜き程度の素早さでよさそう

 

C.3つめの両刀ウインディ 

オーバーヒート しんそく ソーラービーム ワイルドボルトのような歪な技構成になるが、ウォッシュロトムガマゲロゲトリトドンのようなポケモンを誘って狩ることもでき、カバギャラにもそれなりに強く戦える。

少しふざけているかのように聞こえそうだが、無補正のすなおとかきまぐれとかの性格でほとんどCSでいのちのたまでの採用を検討。

これらをABCと位置付ける

この3つを考えた際、実際に採用して使用したのはAの弱点保険ウインディ

それ以外の2体の懸念点は、ギャラドスの減少とラプラストゲキッスの増加、これにつきる

トゲキッスを使う上で最も厄介だった点は相手の裏のヒヒダルマのつらら落としに怯えること、だがその場合ヒヒダルマがつらら落としでこだわることになり、ラプラスが裏にいる際、あのポケモンに1ターンスキを見せることになる。

その場合絶対零度は飛んでくる、ダイマックス切られても面倒くさい、そういった観点からラプラスに可能な限りスキを見せないようなパーティ作りを考察し、その結果ナットレイやDに硬いロトムなんかも増え、ギャラドスが大きく減った

それにより、鬼火を撃ちたい相手が減り、トゲキッスの悪巧みの起点にされかねないBのウインディ、カバギャラという1番の役割対象が環境から姿を消しつつあるCのウインディも厳しいとの判断

Aのウインディラプラスとのダイマックスの切り合いになった際に勝つことができるという観点から採用。

長所は読まれにくさと場の制圧力

結果として初手のウインディで3タテということも多かった。

短所はダイマックス前提のポケモンのため、雑にダイマックスを切っても裏にしっかり敵のダイマックスをしのげるだけのポケモンを用意することが必要不可欠になること。

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これからもこのポケモンに関しては随時考察していくのでよろしくお願いします。