どうもスズです
S10でやっとアタッカー型のウインディで結果を出すことができたので、これまでなぜアタッカー型で採用してこなかったのか、そしてなぜアタッカーで採用することができたのかをウインディの長所と短所とともにまとめていきます。
もともと6世代で一番使ってたウインディがAS命のたまだったため、アタッカー型がニガテというわけじゃありませんでした。
【アタッカー型のデメリット】
7世代でアタッカー型ウインディの弊害となるものが、4つある。
・サイコフィールドでのしんそくの不発
・ミミッキュにストッパー、並びに起点にされる
・採用率一位のメガ進化がガルーラからボーマンダになり、圧倒的不利を取る
・ランドロス、グライオン、カバルドン等圧倒的に不利な地面タイプの増加
サイコフィールド下での動きにくさは言うまでも無いと思いますので、二つめから触れていきます。
対ミミッキュ性能は以下の通り
意地特化ウインディのフレアドライブが無振りミミッキュに対し、50%の乱数
陽気フレドラなら確定で耐えられる
A1↑ミミッキュのシャドークローZがB4振りウインディに183〜216のダメージのため、ある程度Hに振ってても落ちる。
とまあ、このように物理受けの時は後出しから狩れていたが、一転して不利になってしまう。
3つめのボーマンダがメガ進化採用率トップになったこと。
以前まではガルーラゲンガーの2トップだったため、その両方、珠ウインディで対面処理できていたが、ボーマンダとなると話は変わってくる。
威嚇込みということで、A1↓ウインディの逆鱗Z +しんそくを無振りでも耐えるため、対面から勝つのは不可能。起点にされて終わり。
そして最後に、硬い地面タイプの増加。
ガブリアスならまだインファイトやしんそくでまだ抗えたし、逆鱗Zで対面処理できたが、カバルドン、ランドロス、グライオンとなると話は変わってくる。
言うまでもなくこいつらは簡単にウインディに後出しが効く。ハチマキフレアドライブでさえ受け切られてしまうレベル。
ダメージ計算を載せなくても、後出し安定なのは火を見るより明らか。
これらの条件下でウインディをアタッカー型で採用する意味はほぼ無いと感じ、ミミッキュや地面タイプ、ボーマンダに鬼火を入れ、嫌がらせをするためにゴツメ型でのウインディを採用していた。
ならウインディをアタッカー型で採用する場合どうするか。
サイコフィールドを貼るカプ・テテフ、そしてミミッキュとボーマンダそこいらに強いメガメタグロスとミミッキュを並べて置くことでそこそこ厚めにし、カバルドン、グライオンにはボルトロスや身代わりポリゴン2 、ランドロスはタスキゲンガーやメタグロス、ポリゴン2等ウインディが不利をとるポケモンへの回答を厚め厚めにした結果がS10の構築である。
他にもカミツルギやギャラドスなんかもアタッカーウインディとのシナジーは悪くなかった。
こうして採用したウインディの型が
意地っ張り@ドラゴンZ
156-252-4-0-20-76
185-178-101-×-103-125
耐久調整
素早さ
最速テッカグヤ抜き
【アタッカー型のメリット】
・ゲッコウガの激流水手裏剣や、ウルガモスの知らせさざめきと言った少ない体力を利用した高火力をどんなにS上がっててもしんそくで潰しにいけること。
・優秀な範囲としんそくのお陰で想像以上の崩し性能が見込めること。
・両リザを対面から龍Zで処理、並びに虫Zウルガモスは後出しから処理できる。
とまあ、こんなところだろう。
しんそくという優先度 +2の技が優秀なのは言うまでも無い。
フレアドライブ、逆鱗、ワイルドボルトの3つの技と追撃のしんそくで崩せる構築が少々増えたことで採用に至ったわけだが、これらで崩せる構築というのが、テッカグヤ入りのサイクルパである。
ランドバシャカグヤや、カグヤレヒレ等はかなりウインディの刺さりがいい。
それに加え、両リザとウルガモスへと役割を持たせれば、充分活躍が見込める。
なにより、マイナーなポケモンは舐められること、あまり理解が行き届いてないから知られていないことが多く、役割対象がそのまま突っ張ることが多発するため、理想の形で処理することができていた。
ここで個人的な話を挟みますが、ぶっちゃけクチートやミミッキュがそんなに重くなかったからというのが物理受け型から変更する理由でした。
このポケモンはマイナーで数値も足りないが、それでも広い範囲と優秀な特性と先制技、勝負できるポイントはいくらでもあります。
この記事で興味持った方は使ってその強さを実感できたら嬉しいです。
結果こそは出なかったものの、採用してみたウインディに関しては没案集にまとめているため、そちらもご覧になってください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。