Become a Legend

ポケモンのシングルレート構築記事です。

あつぞこブーツというもちもの

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今作から追加された厚底ブーツというアイテム。効果はステルスロックやまきびし、どくびし等の相手がフィールドに仕掛けたトラップのような技の効果を受けなくなるというもの。

サイコフィールドやグラスフィールドの恩恵はどうなるのか?と思ったが、ちゃんとグラスフィールドで回復していたので、そこはいいんだって思った印象。

このアイテムの長所と短所はわかりやすい

ステルスロックやどくびしの効果を受けない長所とステルスロックやどくびし等を撒かれなかったらただの持ち物無しのポケモンになるというのが短所

0か100かのようなアイテムである。

というより、相手にステルスロック等の技をされても常に0の状態を継続し続けるアイテム。

こんなピーキーなアイテムを使いこなすには、持ち物無し状態で充分足りる性能を持ち、ステルスロック等の搦め手によって崩されやすいポケモンが持ついいとされる。

最初はリザードンがステロ効かねえのか!ってなるかもしれないが、あいつがステロ効かなかったとしてもどうせ短期決戦を仕掛けるだろうから、ステロあくび展開を阻害するならば、どちらかといえばラムのみを持った方がいい。

なのでこのアイテムは長期戦を見越した時にステルスロックが致命傷となり得るポケモンと相性がいい。

持ち物無し状態で充分な性能がありつつ、ステルスロックさえなければ安定して長期戦を仕掛けられるポケモン

まあ、簡単に言えば俺がS7使ってたウインディのようなポケモンだが、そのほかにもクレベースやモスノウ、バルジーナなんかが相手が持っていた記憶があり、どれもうまくはまっていた。

持ち物でアドバンテージを取るのではなく、相手の搦め手でディスアドバンテージを取らない、簡単に言えばぬけがらハピナスのようなものである。

特にウインディを全世界の誰よりも使ってる俺から言うと、ウインディに一番後出しされるポケモンカバルドンである。

ゴリランダーやラプラスが手持ちにいてもガンガン出てくるあいつに簡単に展開されてしまうため、その対面を制するのではなく、引いてもディスアドを取られないことで気持ちに余裕ができ、役割対象を絞った想定通りの立ち回りができる。

ウインディ以外のポケモンにも言えることで、ステロにより崩されないという精神的安心感からカバルドンコータス等のステルスロック要因がいても強気にサイクル戦を仕掛けていけるというのはかなり大きなポイントになっている。

カバルドン絡みのパーティにはサイクル戦はしないくらいの気持ちでいないと正直ブーツ無しの耐久ウインディは使う気に一ミリもなれないくらいには信用置くようになってしまったので、プレイングに安定感を持たせたいサイクルパーティ好きな人には特にオススメなアイテムである。

S7使用構築/サイクルゴリラ無双/最終6位

こんにちはスズです

ついに念願の一桁順位を達成できてめちゃくちゃ嬉しいです!構築も過去1でウインディが大暴れで納得のいくものとなったので紹介していきます!

 

【構築経緯】

今まで処理に困っていた、アシレーヌラプラスロトムカバルドン等を一撃で葬れるグラスメイカーゴリランダーを使うことからスタート

グラススライダー一撃でヒヒダルマを倒せる点を高く評価し、ハチマキでの採用をする際、有利不利がはっきりするため、引き先を増やすサイクルパになった

相手のエースバーン、ゴリランダーのほか多くの物理アタッカーを止められる図太いウインディを採用し、この二体が基本選出となった。

特殊アタッカーの中でも数段秀でているトゲキッスに対して厚くするため、チョッキラプラスをシェルアーマーで採用

サイクルを崩せそうなポケモンが相手のパーティに複数いた場合、サイクル選出では手が回らなくなるため、上から制圧するルートの確保として、砂かきドリュウズとそのサポート、サイクル選出時でも使えるHDベースカバルドンとともに採用

最後にギャラドスに薄いため、耐久スカーフのドラパルトを採用して構築が完成した。

 

 

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ウインディ厚底ブーツ

いかく 図太い

204-*-204-4-20-76

191-*-138-121-103-125

かえんほうしゃ おにび あさのひざし りゅうのはどう

調整意図

HB-珠ギャラドスのダイストリームを威嚇入りで15/16耐え

HD-メガネドラパルトの流星群耐え

S-最速バンギラス抜き

ある程度のSを確保してアッキミミッキュを抜けるようにしつつ、エースバーンゴリランダーに仕事のできるHB図太い型

龍の波動はダイドラグーンのAダウンによりエースバーンにさらに強くするために採用

エースバーン、ゴリランダーを見たら9割型選出してたため、選出率は堂々の一位

持ち物の厚底ブーツだが、このポケモンに一番後出しが安定するポケモンカバルドンであり、ステルスロックによってサイクルの動きを躊躇されるのを嫌って持たせたが、発動機会こそ少ないものの、いざという時にこれより持たせてよかったと思ったアイテムは無い。

 

 

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ドラパルト@こだわりスカーフ

ひかえめ すりぬけ

92-*-148-220-4-44

175-*-114-162-95-168

流星群 シャドーボール かえんほうしゃ 10万ボルト

HB-珠ギャラドスのダイジェット15/16耐え

ギャラドスに露骨に強いポケモンではなく、誘って刈り取るためのドラパルト

10万ボルト+ゴリランダーのハチマキグラススライダーで無振りダイマックスギャラドスは高乱数で倒せるため、よく来るギャラドスダイマックス無しで倒せてしまうというところがこいつを選出した際の魅力

 

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カバルドン@オボンのみ

わんぱく すなおこし

244-0-36-0-228-0

214-132-157-×-121-67

じしん あくび ふきとばし ステルスロック

HD-ラプラスのキョダイセンリツ(絶対零度)15/16耐え

 

特にいうことはない 強い

 

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ドリュウズ@弱点保険

意地っ張り すなかき

0-212-116-×-0-180

185-200-95-*-85-131

じしん アイアンヘッド ロックブラスト 剣の舞

調整はどこかしらからパクってきた弱点保険ドリュウズなので思い出したら元記事貼ります

この枠は変えようと思い続けていたが、なぜか増えたスピンロトムや、シンプルに重いパッチラゴンあたりのケアをすりため、仕方なく採用し続けた。刺さった時は意外と強かった。

 

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ゴリランダー@こだわりハチマキ

意地っ張り グラスメイカ

124-204-4-*-52-124

191-188-111-*-97-121 

グラススライダー ウッドハンマー はたきおとす ばかぢから

HP16n-1

HDメガネアシレーヌムーンフォース耐え

 

今期最強ポケモン

グラススライダー2発をエースバーンが受からない点や、ウッドハンマートゲキッスが7割削れる点など、有利対面取ったら勝ちなんてこともあるほどのイカポケモン

有利対面ばかぢからをうつと、なぜかナットレイが死ぬ

 

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ラプラス@突撃チョッキ

控えめ シェルアーマー

252-0-0-252-4-0

237-×-100-150-116-80

絶対零度 うたかたのアリア フリーズドライ かみなり

トゲキッスという最強ポケモンを後出しからなんとかできる数少ないポケモンだが、結局火力も無いため、ダイマックス読みで引いてくるかどうかなんかも択になってきて難しい

ただ、今回のサイクルの1つとして欠かせないコマだったし、ゴリラと犬の次に選出率が高かった

 

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TN グラシアル 6位

      IchijoHana 36位

 

基本選出のゴリランダー+ウインディ+1がほとんどで、それ以外の時はほとんどカバドリでした

アーマーガア系の受けが少し苦しいと予想してたけど、戦ってみたらドラパルト+カバルドン+ドリュウズで意外となんとかなってました

夜1時、朝6時段階で2ロム1桁順位を確保しており、片方のロムが少し溶ける前までは本気で一位を狙いに行っていたほどに強い構築だったと思うので、ぜひ使ってみてください

スズチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCE0OiW3xnTxuKeCZ5fy5rCg

S7の動画

最終6位達成!!盤石ゴリラウインディサイクル!!【ポケモン剣盾】

https://youtu.be/ULKUawONUGs

 

最終6位の朝の戦い!先を読む攻めのサイクル戦【ポケモン剣盾】

https://youtu.be/a2YdoKqu324

YouTubeの方もよろしくお願いします!

 

 

 

たべのこしジュラルドンについて

S1最終日の1週間ほど前に、ドヒドイデ+アーマーガアのようなサイクルに強く、ミミッキュにも弱くないポケモンとして採用したみがわり残飯ジュラルドン。

そこからS4でキョダイラプラスが解禁されるまで使って、S6で調整を変えて再び使うこととなりました

実際ジュラルドンを使ったシーズンは

S1 33位 (2249)

S2 73位 (2163)

S3 150位(2090)

S6 18位(2158)

といったように、使ってないS4と5より明らかに結果が出てて自分に合ったポケモンだなと感じた。

S3は最終日朝に2ロム一桁順位があったり、battle rebolutionというオフで準優勝したりと、最終こそ溶かしたものの、一番手応えがあった。

実際これだけ自分が使ってうまいこといっていると、もう少し見てもいい型だとは思うが、あいにく自分以外でこのタイプのジュラルドンを使っている人を全然知らない。

まずはジュラルドンというポケモンの長所と短所を環境の変化とともに考えていく。

 

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ジュラルドン@たべのこし

控えめ  特性ライトメタル

りゅうのはどう ラスターカノン  10万ボルト みがわり

s1〜3

252-0-100-156-0-0

177-×148-176-70-105

パッチラゴンの陽気珠地震14/16耐え

あまりC

S6

252-0-0-132-0-124

177-×135-172-70-121

S:アッキミミッキュ+3

あまりC

タイプ一致イカサマをA0ならみがわり確定耐え(俺自身は間に合わずにA8くらいの妥協個体)

 

一般的な意見としては高い火力と物理耐久、広い技範囲と型の読めなさが厄介なポケモン、デメリットは特防耐久が低すぎることと、微妙に足りていない素早さ

S1のころはアーマーガアとギャラドス、受け回しと珠ミミッキュ、そういったポケモンに強いジュラルドンを採用した瞬間に順位が爆上がりするくらいにはどんぴしゃポケモンだった。

襷もって電磁波、てっていこうせんあたりも警戒してトゲキッスが強気な行動することも少なく、またヌルアントのヌルもジュラルドンの不気味さから電磁波から入ってくることもよくあり、身代わりが残しやすかった。

ただTODが無かったため、じっくりPP枯らしに動かれると積み技のないジュラルドンはジリ貧になって負けてしまう。

そんな中S2では制限時間15分により、TODが可能となった。

それにより、アーマーガアはタラプでも時間使えば勝てるようになり、ドヒドアーマーガアを一任することもできるようになった。

ミミノラゴンというトリックルームを絡めた動きも増えたが、両方に強いこのポケモンにより、苦戦することはなかった。

S3のサザンガルド環境、ここらへんはジュラルドンに少し向かい風が吹いた

カビゴンはのろい型が多く、ギャラドスはダイアース持ちが多くてその他諸々ジュラルドンの役割対象がタダでは突破させてもらえなかった

S6ではカビゴンのほとんどの型があくび、ミミッキュは遅いアッキ持ちが増え、アーマーガアもよく見るようになった。

個人的に刺さってもいたが、逆に役割対象が想定外の技を持っていた瞬間に崩されやすい、そういったポケモンなことを実感させられた。

例としては、アムハンカビゴン地震ギャラドスれいとうビームドヒドイデなど

一線級のポケモンにしっかり強く、その一線級のポケモン達の多少の型の変化にも柔軟とはいかないものの、抗えるだけのスペックは持っている。

身代わりを残したとしてもすり抜けドラパルトのアイテムなしの流星群でやられてしまうことや、技構成的にドリュウズにスキを見せてしまう点などが使う人が少ない理由の1つと考えられる。

 

まとめると

有利

ギャラドス ミミッキュ カビゴン 物理ドラパルト ドヒドイデ アーマーガア ピクシー ウオノラゴン パッチラゴン等々

 

不利

ドリュウズ カバルドン 特殊ドラパルト サザンドラ ギルガルド等々

 

どっちつかず

トゲキッス ヒヒダルマ

 

とまあこういった有利な時は身代わりを残して突破できるくらいとことん有利で、不利な時はほぼ何もさせてもらえず葬られるといった両極端なポケモンだが、それくらいはっきりしていた方が、選出で役割持たせやすく、引き先を明確に用意しやすくて立ち回りが安定すると感じた。

使う上でのとりあえず出しておけば仕事をするカビゴンやドラパルト、ミミッキュと違ってかなり場を選ぶポケモンではあるけれども、整えてしまえば簡単に詰ませられる、そんなポケモンなので使ってみてください。

S6使用構築/イヌギャラジュラルドン/最終18位

シーズン6お疲れ様でした

今シーズン序盤から上位を常にキープして勝ち癖をつけるというところから始めてみましたが、またも一桁目前で逃すといった悔しい結果になりました。

構築紹介していきます。

【構築経緯】

アッキミミッキュ、あくびカビゴン、アーマーガアあたりの受けまわしにも強いみがわりジュラルドンを軸にスタート

ジュラルドンでダイマックスを切ってしめる試合を想定し、ダイマックスを切らなくても強く対面性能の高いポケモンとしてタスキドラパルト、チョッキウインディ、のろいカビゴンを採用

ドリュウズへの引き先を増やすために、威嚇ギャラドスを採用

最後に対面性能高く、なおかつアシレーヌに強い駒として、ミミッキュウッドハンマーを採用して構築が完成した

 

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ウインディ@突撃チョッキ

いかく/いじっぱり

H204A164B140

フレアドライブ しんそく インファイト じゃれつく

 

特殊方面に薄くなるのを嫌って突撃チョッキでの採用

Sをアッキミミッキュ抜きにするか迷ったが、ミミッキュを相手にする機会が少なく、慣れた調整のまま使った

 

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ジュラルドン@たべのこし

ライトメタル/ひかえめ

H252C132S124

りゅうのはどう ラスターカノン 10万ボルト みがわり

 H残飯効率最大

Sアッキミミッキュ+3

あまり特攻

 

S実数値121でアッキミミッキュ抜き抜き抜きまでふった新調整

ほとんどの試合で選出していて、ドヒドアーマーガア、アッキミミッキュ、あくびカビゴンあたりを幾度となく葬り、なんならボディプレ無い祈りでナットレイも突破していた

 

 

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ギャラドス@オボンのみ

いかく/いじっぱり

H36-A124-B116-D28-S204

たきのぼり とびはねる 挑発 りゅうのまい

 

調整は今は亡き人のブログから

クッションとしても優秀で、純粋に火力が高くてエースにもなれるため、出せるところに出すと強かった。

ミミッキュとの対面で挑発を撃つプレイングが増えた

 

 

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ドラパルト@きあいのタスキ

すりぬけ/むじゃき

AS252 C4

ドラゴンアロー ゴーストダイブ 大文字 ふいうち

ドラゴンアロー+ふいうちでスカーフダルマが倒せたりするため、ふいうちによる対面性能の底上げができた

大文字は鬼火でもつかったが、構築全体でナットレイを呼ぶため、最後まで大文字で採用

 

 

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ミミッキュ@いのちのたま

ようき/ばけのかわ

AS252 H4

じゃれつく かげうち ウッドハンマー のろい

アシレーヌホルードへの殺意からウッドハンマーを採用

剣の舞ではなく、のろいなのはウッドハンマー、じゃれつく、かげうちのウエポンだと、イマイチエースとしての性能に欠けるため、後続につなぐのろいを採用

 

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カビゴン@フィラのみ

わんぱく くいしんぼう

HB252 D4

からげんき ヒートスタンプ リサイクル のろい

あくびカビゴンが多かったため、このタイプのカビゴンの処理ルートが甘い人が多く、活躍してくれた

アッキミミッキュに負けるところが少し難点で、選出が減った

 

TNグラシアル 18位

    IchijoHana 63位

 

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ガオガエン系のサイクルと、アームハンマーカビゴン、巧みアッキトゲキッスあたりがしんどかった

一桁順位を取ることを目標に序盤から頑張ってきたけど、またあと一歩届かなかったので、また次のシーズンで目指していきたいです

凌ぐ勝負と荒らす勝負【ポケモン剣盾】

8世代では勝つパターンが大きく分けて3つある

1つ目は相手のダイマックスの被害を可能な限り少なく抑えた後、自分のダイマックスで相手を崩壊させる凌ぐ勝負

2つ目は、相手より早い段階でダイマックスを切り、場を荒らして相手がダイマックスをきる頃にはほぼ試合を終わらせる荒らす勝負

もう一つはダイマックス同士をぶつける大怪獣バトルだが、これは保留

 

凌ぐか荒らすかを構築を組む段階、選出の段階である程度目星をつけておくと、立ち回りの見通しが良くなり、プレイングが安定してくる、、と思う、たぶん、十中八九。

こいつでダイマックスを切りたい、そのためにこいつであのポケモンダイマックスを凌ぐ、など相手の使っているポケモンによって勝負を変えられる柔軟さを持ち合わせることがうまい構築の組み方。

 

荒らす場合はダイジェットや弱点保険等、場面をひっくり返す技や持ち物だと相手の意表を突くのに効果的。

一時期初手のトゲキッスが何でもかんでもダイジェット切ってくる時期があったくらい。

 

凌ぐ勝負では相手がダイマックス切ってきても大丈夫、少なくとも1発は相手のダイマックス技を耐えるくらいの体力を常に残し続けることなどが大事。

ダイマックスを残す余裕ができたのならば、それ以降の動きは想定内に進められることが多いので、個人的にはこちらの戦い方が好き。

守るやトーチカ、ゴーストダイブ等のターン稼ぎ技はかなり重宝される

 

これは相手のダイマックスを凌ぐ勝負になってきますね〜とか、これは先に荒らして〜という、凌ぐ勝負と荒らす勝負って言葉を浸透させたいので使ってください

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S4使用構築 サイクル型ルカリオスタン(最終149位)

構築経緯

新しく解禁されたキョダイマックスのラプラスと、前期猛威をふるったカビゴントゲキッス。この三体のうち一体は必ず構築に入っていると仮定し、その三体全てに対面から勝てるタスキコメットパンチルカリオからスタート。

ルカリオを倒すためにはダイマックスを切らなければならない、またはダイマックスさえ終わってしまえばルカリオで突破できるため、相手のダイマックスターンを稼ぎやすく、相手を詰ませやすいのろいリサイクルカビゴンを採用。

止めるためにはダイマックスを切らざるをえない場の制圧力を持つ耐久振りトゲキッスにあくびを持たせることで相手のダイマックスを中断させることまで視野に入れて採用。

あとは物理アタッカーの火力を削ぐオボンウインディと広く対応範囲をとった命の珠持ち特殊ドラパルト、受け系統の構築にみがわり貼って嫌がらせをするためとトゲキッスに対する第一の回答としてのラプラスを採用して完成。

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ウインディ@オボンのみ

いかく いじっぱり

204-140-140-0-20-4

フレドラ じゃれつく おにび あさのひざし

ドラパミミカビに最大限仕事をできるようにした結果、歪な技構成となった。

Dはメガネドラパルトの流星群を最高乱数切って耐える

使い慣れたB調整に思いのほかオボンがうまくマッチしていた。

サイクル性能が高く、使いやすかった

 

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ドラパルト@いのちのたま

臆病 すりぬけ

cs252

流星群 シャドーボール 10万ボルト かえんほうしゃ

シンプルに対面性能の高い型

特にいうことが無い、雑に強い

 

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ルカリオ@きあいのタスキ

陽気 せいしんりょく

AS252

インファイト コメットパンチ バレットパンチ 剣舞

半信半疑で採用して、結果的に刺さったポケモン。最も厄介としてピックアップしたポケモン全てに対してダイマックス切って来なければ勝てる、切られてもタスキ込みで2ターンのダイマックスターンを稼ぎながら半分以上の削りを入れられるため、主軸に置いた。

選出段階でこいつを残すかこいつを早々に出して敵からダイマックスを引き出すように動かすかをある程度想定しないととことん腐るため、繊細な選出と立ち回りが必要。

 

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トゲキッス@弱点保険

控えめ てんのめぐみ

228-12-156-4-108

エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ あくび

H-Bドリュウズの特化アイアンヘッド最高乱数切り耐え

S-準速バンギラス抜き

調整はニコショさんにもらいました

ダイジェットで荒らした後に、上からあくびをうって退場して裏の起点を作ったりと器用な動きを見せた

 

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ラプラス@たべのこし

ひかえめ ちょすい

HC252

絶対零度 うたかたのアリア フリーズドライ みがわり

ドヒドイデを完封するためのみがわり持ちのラプラス

 ウインディの鬼火とも相性がよく、身代わりがよく残った

正直最初のほうはバカみたいに絶対零度を打ちまくっていた

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カビゴン@フィラの実

腕白 食いしん坊

HB252

からげんき DDラリアット のろい リサイクル

炎技持ちが三体いるため、カビゴンミラーに強いDDラリアットを採用

思いのほか環境にDDカビが増えたため、A3上昇でとどめると相手のカビゴンがきのみの回復追いつかなくなる点を注意してカビゴンミラーではのろいを積みすぎないように立ち回った。無難に強い。

 

最高AM4:00付近18位 最終149位

TN:グラシアル

  IchijoHana

個人的に考察はかなりじっくりやった割にはパーティの完成度が甘く感じたのでまた新しく練っていきたいです

 

8世代ウインディの考察(3月中旬現時点)

現在解禁されているポケモンの中でも数値、技範囲、先制技所持の3つの特徴から高い対面性能をもっている今作現時点でのウインディ

選出と立ち回り、型と技構成によっての対応範囲なんかを一回おさらいしていきたいと思います。

 

物理アタッカー型の場合、フレアドライブ しんそく インファイト ワイルドボルト じゃれつくから選択

サザンガルドに強い意識を向けながら、ドラパルトミミッキュあたりにも対面から勝つことのできる突撃チョッキ持ちで防御面に厚くしたじゃれつく持ちのウインディ

これがシーズン3まででは最も安定した型だと判断していた

細かい調整はシーズン1の構築記事を参照

http://winday77.hatenablog.com/entry/2020/01/01/093738

シーズン3の終盤、そしてシーズン4では少しばかりこのタイプのウインディが辛くなった点がある

1つはわんぱくHBののろいカビゴンの増加

2つめはキョダイラプラスの解禁

3つめはトゲキッスやのろいカビゴン、キョダイラプラスに手を焼き、サザンガルドが徐々に減少

これらの要因から、チョッキ持ちウインディよりも刺さりのいい型はあるのではないかと判断した。

考えた型は

・弱点保険ASウインディ 

・鬼火バークアウトウインディ 

・両刀ウインディ 

の3つ

A.最初の弱点保険ウインディはみずタイプの前でダイマックスを切ってダイバーンで晴らしてその下で水技をうたせて大幅にHPを残そうということを想定した。

 

保険発動後、可能な限り上を取りたいことと意地っ張りでも最速ギャラよりギリギリはやいことの2つを考慮し、意地ASでの採用。

 

B.2つめの鬼火バークアウトウインディ 

敵の能力を下げ、裏の起点にする、もしくは弱点保険持ちにわざと火力の下がった抜群技を撃たせる、また増えつつあるアーマーガアに強気に出していくなどを想定した。

可能な限りHBとSにふっていたほうがいいが、火力が無さすぎると結局起点にされてしまうため、それなりにCも必用かもしれない。

ドリュウズが厄介と感じるパーティの場合は臆病HSでの採用も検討、それ以外はギャラドスかせいぜいホルード抜き程度の素早さでよさそう

 

C.3つめの両刀ウインディ 

オーバーヒート しんそく ソーラービーム ワイルドボルトのような歪な技構成になるが、ウォッシュロトムガマゲロゲトリトドンのようなポケモンを誘って狩ることもでき、カバギャラにもそれなりに強く戦える。

少しふざけているかのように聞こえそうだが、無補正のすなおとかきまぐれとかの性格でほとんどCSでいのちのたまでの採用を検討。

これらをABCと位置付ける

この3つを考えた際、実際に採用して使用したのはAの弱点保険ウインディ

それ以外の2体の懸念点は、ギャラドスの減少とラプラストゲキッスの増加、これにつきる

トゲキッスを使う上で最も厄介だった点は相手の裏のヒヒダルマのつらら落としに怯えること、だがその場合ヒヒダルマがつらら落としでこだわることになり、ラプラスが裏にいる際、あのポケモンに1ターンスキを見せることになる。

その場合絶対零度は飛んでくる、ダイマックス切られても面倒くさい、そういった観点からラプラスに可能な限りスキを見せないようなパーティ作りを考察し、その結果ナットレイやDに硬いロトムなんかも増え、ギャラドスが大きく減った

それにより、鬼火を撃ちたい相手が減り、トゲキッスの悪巧みの起点にされかねないBのウインディ、カバギャラという1番の役割対象が環境から姿を消しつつあるCのウインディも厳しいとの判断

Aのウインディラプラスとのダイマックスの切り合いになった際に勝つことができるという観点から採用。

長所は読まれにくさと場の制圧力

結果として初手のウインディで3タテということも多かった。

短所はダイマックス前提のポケモンのため、雑にダイマックスを切っても裏にしっかり敵のダイマックスをしのげるだけのポケモンを用意することが必要不可欠になること。

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これからもこのポケモンに関しては随時考察していくのでよろしくお願いします。