Become a Legend

ポケモンのシングルレート構築記事です。

選出誘導

はやくて火力あるアタッカーと、スカーフアタッカー、シンプルに数値の高いポケモンや積ませ性能高いポケモンは、相手の選出がそいつらに厚くしてる可能性が高い。

簡単に言えば、ウーラオス入りに向かって、初手襷エスバ裏ミミランドみたいな選出はまずしないだろうと言った感じ

準伝や600族等の突破が困難なポケモンは明確な処理ルートを用意できるような選出をする。

そういった相手が自分のポケモン数体によって対応してくる選出を理解するところまでいけば、選出を誘導すると言った使い方ができる

自分の使ってるポケモンさえ理解していれば、相手の選出をなんとなく絞ることができる、これが選出誘導の第一段階

ウツロイドがいるから、対面選出で来るか、受けれる鋼タイプを選出してくるか、みたいな感じ

第二段階は相手の視点になって考えること

相手のパーティからこっちのパーティを見た時に、誰が一番通ってるかを客観視し、警戒度をランク付けする。

Aに対応するためにB出してきそう、それだとこっちのCの引き先も用意しなければいけないからDが出てくる、最後の一体はアタッカーのEかFあたりが来るかな〜といったもし自分が相手だったらのパターンを考える

実際自分は相手では無いのでズレはあるし、見せ合いの段階だと型も技もわからないから上手くいかないことも多いが、Aが一番通りいいしそれでBもCも対応しなければいけないならサイクルなんて回せない、といったような対面選出の可能性もありそう?とか気がつけば自分の構築をどう崩すかを考え、相手の取れそうな行動やパターンをしらみつぶしにし、残った少ないリスクから『あれ、そいつ来るとは思わなかったな、もしかしてこいつ〇〇持ってるびっくりポケモン?』といった自分の頭の中で想定してた選出パターンと違い、なぜか選出してきたポケモンに対して安易に行動せず、有利対面ができてもなお慎重な行動が取れることもある。

まあ、7.8割型はホントなんで出てきたんやって感じのフツーの型だったりするんですけれどもね。

第一段階で自分の構築の警戒されるポケモンを理解して出てきそうなポケモンや戦法を絞る、第二段階で相手がそれにどう対応してくるかを検討し、選出パターンをいくつか想定する、そうすれば勝てるかどうかはともかく、もう7割くらいは想定内のことしか起きないはず

A出していればな〜というパターンや、お前B出してたらどうするんだ?というパターンは、まず自分が出せなかった理由を考えれば、たしかに出したら相手のCとDへの引き先が必要になって後手に回るし通しづらいもんな、俺はこの三体を出させられた、踊らされたなって理解ができるはず。

まあ人間負けた瞬間は感情的になってしまうから一言程度の負け惜しみは出るし、ただ単純に対応を諦めたとしか考えられない選出してる人も何割かはいるけれども。

そういった面で選出画面という1分30秒の中で実は相手にそういう選出をさせられている、実はびっくりポケモンを出しても思ったよりも荒らせなかったりするということもある。

構築段階で決めた選出、立ち回りで勝ちを量産するのが理想論だし、それができれば勝手に順位は上がっていくと思うが、さらに一歩踏み込みたい時、ポケモン強い人はなかなか自分の手のひらで踊ってくれないため、まず踊らされない、そしてどうやって相手の想定を崩すか鍵を握るのは、選出だと思っている。

そのため、個人的に選出択という言葉は、選出誘導に気づいていない、自分が手の平で踊らされてることに気付いていないような気になってしまうため、使いたくはない。

長々と話しておいてあれだが、基本的に最終日以外は構築で勝ちたいからパパッと選出やっちゃうんですけどもね。

メガ進化や禁伝ルールや制限ルールは誘導能力高いポケモンがわかりやすくて、数秒で選出絞れたから楽だったなあ