単刀直入に言うと好みです。見た目とかではなく性能的な面で。
シリーズ2のルールは戦っていると、ほとんどが自分と似たような動き、システムの構築だなと感じた。対面構築やガチガチのサイクルより、高速アタッカーの火力を押し付けて不利対面は引くといったセオリー通りの動きが強かった気がする。
というのも単純に高速アタッカーのテツノツツミとハバタクカミの二体が範囲も火力も強かったからと言うのが理由ではあるが。
ずっと自分が構築の組み方で意識している高速アタッカー+引き先といった動きがほとんどの構築にあったきがする。(あくまで自分が対戦してみての感想で、それぞれがどういうコンセプトや軸で組んでるか結果的にたまたまそうなったのかは人によります。)
高速アタッカー+引き先+@1のこの1に入ってくるのが、もう一体の引き先かアタッカーかオールラウンダーかと言う形くらいの差で、使われるポケモンは違えど似たり寄ったりな気がした。
例
高速アタッカー(ハバタクカミ、テツノツツミ、スカーフの何某)
引き先(カバ、ヘイラッシャ、ドオー、アーマーガア、チョッキのジバコイル、型によってはサーフゴー、ウインディ)
この@1に入るポケモンとして、第二のアタッカー、または試合を終わらせるまで詰めきる要因として、セグレイブやトドロクツキやカイリューが採用される形になってくる。
S3中にセグカミラッシャという単語をよく聞いたが、対面的に強いセグレイブで崩してからのヘイラッシャで回復技の無いコイツの負荷を減らしたり、あくびで万全の状態でカミやセグに繋ぐのが強い動きだったのだろうと思うし、単純に対面的に強いセグレイブに引き先まで用意されちゃかなり崩しにくい。
かといって物理に厚めな選出したらそれはそれでメガネハバタクカミに一貫作られる。
実際めちゃくちゃ厄介だったし、この並びのためにイルカマンを変な型で使わないといけなくなった、かなり強い。
セグレイブ自体が舞わなくてもイカれ火力の出せるポケモンで、先制技もあり範囲も優秀でその気になれば積み技採用もできる。
非の打ち所がない最強クラスのポケモンだが、ステルスロックが痛かったり、チョッキを持ってないとそこまでの耐久が無い上、回復技が無いからHP管理が難しいので、対面的な型で使われることが多いイメージ。
並びで崩すなら、セグレイブの対面性能とヘイラッシャの万能な耐久力によるものなので、ヘイラッシャから崩されると少し脆いイメージ。
ヘイラッシャには引けてもセグレイブに引く動きはしたく無いであろうし。
次にカイリューは素早さの低さをカバーできるしんそくとマルチスケイルを盾にした耐久力と非の打ち所がない。どんなやつとも組み合わせ可能であろうし、めちゃくちゃ強い。
ハチマキやアンコール型も変わらず強いし、どんな構築でもそれに合う形に変えて入って来れると思う。
ただパラドックスポケモンのハバタクカミとテツノツツミ、この2体は耐久調整したカイリューは2舞しないと抜けないので、特にハバタクカミは神速無効で積みアタッカーとしては全抜き性能が落ちるし、そもそもテラスタルを切らないと一撃でやられ、なんならテラスしていても、マルスケなかったら一撃で消し飛ばされる。
テツノツツミかハバタクカミ、このどちらかはほぼ確実に全ての構築に入っている上、この二体の引先を用意しながら、カイリューで舞う隙を作るのは非常に困難。
そのため、しっかりHP管理しながら2舞以上しなければいけないというのは天然という特性をもつヘイラッシャが多い以上、難しくなってくるのでは無いかというのが考えだ。
なのでカイリューは引き先かつ、役割を絞って少し受けに寄った形で使い、舞って行けそうならば全抜きを狙っていくという形で使われていた気がした。
無理のない範囲での全抜き、働き方改革が起きていた。
なんにせよめちゃくちゃ強いし、使用率一位争いも頷ける最強格ポケモンだと思う。
最後にトドロクツキだが、このポケモンはしっかり場を整えたり、ある程度どう動くかを想定していれば強いといった形になる。
ブーストエナジーによって珠ダメージの入らない珠持ちのようなもので、引かない限り攻撃が1.3倍で、はねやすめもあるためHP管理しながら相手を処理できる。
積みアタッカーとして舞ったらだいたいの高速アタッカーも抜けるし、そもそも舞わずに殴ってもブーストアクロバットでセグレイブのきょけんとつげき並の火力が出る。
耐久もh振りだけでハバタクカミのメガネテラムンフォ耐えたり、Bにふればカイリューのハチマキ逆鱗も耐えるくらいまで振ることも可能で、素の素早さが高いためあまり振らなくても色々なポケモンを上から殴れる。
なんか、素早さあってセグレイブとカイリューを足して2で割ったポケモンのように聞こえるが、あるていどのリスクは伴う。
マルチスケイルや熱交換のような強特性では無いため、ブーストエナジー後に引っ込めたら持ち物と特性無しになる点、それによって出番は慎重になるのが致命的なものだろうしこれのせいで使いにくさを感じた人も多いはず。
先制技が無い、テラスタルを切らないと抜群が取られやすいなどがある。
特にブーストエナジーは難しいアイテムだが、だからこそ初手に投げて雑に扱うという動きを躊躇ってしまう、けっこう強い動きなのに。
結論、対面思考はセグレイブ、守備的思考はカイリュー、脳筋全抜き思考はトドロクツキといった使い方をしていたかなと。
その結果3体全員倒して来いタイプの俺はトドロクツキ最強!コイツで全部ぶっ倒す構築作ろう!で組みました、ほんとマジで強かったので最強ポケモンでした。
でも、冷静に考えて1番強いポケモンは当然のようにみんなの構築にどちらかは入ってるハバタクカミとテツノツツミかもしれないね。
なんにせよ自分に合った自分が思う最強ポケモンを見つけてそれを軸に構築組んでいきましょ。